
知っておきたい“ 世界の森林と日本の森林”
世界の森林面積は約40 億ha ほどです。それは、地球の陸地面積の約3割に当たります。地球の肺であり、炭素貯蔵庫ともいえる熱帯林は、4%にも満たないほどです。北半球の森林はわずかづつです
が増加しています。世界の森林は、主に熱帯林の伐採により、2000年から2005 年までの5 年間に植林等による増加分を差し引いても年平均で約730 万ha(我が国の国土面積の2 割に相当)減少しています。森林の減少はそこに生息する野生動物の減少に繋がります。それは、様々な形で人間にも影響を与えることになります。森林の減少の原因は、アフリカや南米などの開発途上地域における、森林の農地への転換、過剰な伐採や違法伐採や森林火災等があります。これらの背景には、様々な社会的・経済的問題が存在しています。国際社会が協力して森林の整備・保全を進めるなど、世界全体が地球規模で対処していくべき問題です。
さて、日本の森林はどうでしょう。日本は国土の3分の2が森林で覆われており、先進国の中では、フィンランドに次ぐ森林大国です。日本の森林の特徴は、国土が南北に長いために変化に富んでいる
事にあります。また、スギ、ヒノキ、カラマツなどの人工林が全体の4割ほどを占めている事です。これらの人工林は、木材価格の低迷などにより間伐など必要な手入れがされず放置され荒廃が進んでいます。
今、森林を守っていくためには、林業関係者だけでなく、国民全体で支える森林ボランティアを必要としているのが現状です。
※出典 FAO「FRA 2005」
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